ボーニック(ステラ/ゼファン)買取

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魅力満載の新ブランド、ボーニックのスピーカー

ステラ/ゼファンから発売されているスピーカーブランド、「ボーニック」の製品について紹介します。そもそもステラ/ゼファンとは、ドイツのスピーカーブランドです。このブランド、「ボーニック」はステラ/ゼファンの創業者でもありエンジニアでもあるSven Boenicke氏が、自らの手で製品の設計をしています。

ステラ/ゼファンのボーニックからは、W8というモデルが販売されています。トールボーイ型のスピーカーです。寸法はW116×H790×D260mm、重量はわずか10kgです。一般的なトールボーイ型よりも小さく、重量は軽く設計されています。キャビネットは木目を生かしたもので、ウォールナット、オーク、アッシュ、チェリーの4種のラインナップがあります。

内部はバックロードホーン構成です。バックロードは全て天然木材を用いてつくられていて、切削加工が施されています。コースはゆるやかなカーブを描いているため、しっかりとした豊かな低音を出すことができます。ユニットの構成は側面が165mmウーファー、全面が100mmミッドレンジ＋76mmトゥイーター、背面にはアンビエンス用トゥイーターです。28Hzからの音域が再生可能です。ミッドレンジユニットは100mmで、フェイズプラグはアップル材が用いられており、－6dB／oct．のローパスフィルターのみでドライブされます。

更に専用オプションにもステラ/ゼファンのこだわりが見られます。ボーニックのスピーカーケーブル接続用ターミナルにはWBT製が使われていて、バナナプラグにも対応しています。合わせて支持方法は軽量ならではで、本体を吊るすフローティング構造です。試聴会では、CHプレシジョンD1とオーディオアルケミーDPP－1＋DPA－1でボーニックのW8を鳴らしました。軽いながらもしっかりと響く低音が出ること、中域から高域まで豊かな音を味わえることを聴き手に印象付けました。